リング創設の理由

三国志熱烈愛好諸侯とは

 一体何故、こんなリングを発足したのか?それは最近私がふと思ってしまったことに始まります。それは「三国志ファンの熱意が冷めてきているのではないか…」ということなのです。三国志の熱狂的ファンを見かけることが少なくなっているような気がしてならないのです。事実、私自身も昔の様に三国志に没頭することができなくなってしまったような気もするのです。以前はもっともっと三国志の世界にロマンを感じることができた。以前はもっともっと意欲的に三国志を知り尽くそうと何かに没頭していた。確かに今も私達は三国志の素晴らしさを味わっているはず…。なのに何故か物足りないような、物寂しいような気がしてなりません。一体何故…。

 三国志を知り尽くしたから?いや、違うでしょう。私達が知らないエピソードが、まだまだ三国志には眠っています。では興味がなくなったからでしょうか?これもどうでしょう。私達は三国志に飽きているわけではないのです。まだまだ知りたいことが沢山あるはずです。ならば三国志を知ってから、あまりにも時が経ちすぎたのでしょうか?もう学ぶ時代は過ぎたのでしょうか?いや、これも違うと思います。私自身三国志を知ってから、そんなに長い年月は経っていません。そして何よりも、三国志を学ぶということに終わりはありません。三国志の壮大な歴史は時間に左右されるようなものではないはずです。

 では一体何故熱意が冷めてきているのか…?残念ながら、私もよくその理由が分からないのです。それに、熱意が冷めてきているなんてことを信じたくないのが本当の気持ちです。しかし一つだけ言える事は、多かれ少なかれ、貴方の心の奥底には、今もなお三国志に対する大きな熱情・愛情が秘められているということです。私達は何故それを黙って心の奥底にしまっておかなければならないのでしょうか?三国志に対する熱意と愛情を再燃させ、再び世界に三国志旋風を巻き起こそうではないですか。

 だから、皆様にお願いがあるのです。もう一度、三国志への熱い思いを呼び起こしてみませんか?三国志を熱烈に愛好していたあの頃の自分を取り戻してみませんか?

 「三国志熱烈愛好諸侯」…どれほどの反響があるかは分かりません。しかし、三国志をこよなく愛している皆様方なら、気持ちだけでも受け取ってもらえるものと信じております。三国志に対する比類なき熱き思い…この思いが皆様の心の中で、再び盛んに燃え出すことを心より祈っています。

 諸侯の思いよ、ここに集え…「三国志熱烈愛好諸侯」結成!

二〇〇三年四月六日 伊籍の館管理人 伊籍